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七味入れについて

七味を入れる容器について

目次

七味を入れる容器は様々

 皆さんは普段、七味唐辛子をどんな容器に入れてお使いですか?きっとおうちでは、ボトルや缶で購入したそのままの状態で使っている人がほとんどのはず。中身が少なくなったら詰め替え用の七味唐辛子を買ってきて、ボトルや缶はリユースが経済的!…だとは分かっていても、小さな七味入れを拭いたり洗ったりするのは中々手間がかかりますし、年季が入ってくると汚れやサビも落としにくくなりますよね。だから、よっぽどお気に入りの七味入れじゃない限り、容器ごと七味唐辛子を買い替える人も多いのでは?

 とはいえサステナブルな観点からも、塩や胡椒といった基本の調味料だけでなく、なるべく七味唐辛子も詰め替えて使いたいところ。近頃は100均にも、おしゃれな調味料入れやスパイスボトルが揃っていますので、七味を入れる容器も食器のようにこだわれば、食卓のコーディネートが楽しめますよ。まずはどんな七味入れがあるのか、この機会に知っておきましょう。

●木製・竹製

 昔から定番の七味入れといえば、ひょうたんや樽、竹筒の形をした、栓を抜いて振りかける木製・竹製の容器。手に馴染んで持ちやすく、自然素材の温もりが日本人の食卓にぴったりです。

●ガラス製

 ガラス製の七味入れは、振りかけて使うスパイスボトルと、スプーンで薬味をすくう蓋付き調味料ポットがスタンダード。重さがあるので倒れにくく、中身が見えるので食卓の彩りにも。

●プラスチック製

 100均で手に入りやすいプラスチック製の七味入れもまた、ガラス製と同じように中身が見えるスパイスボトルや蓋付き調味料ポットが一般的。ガラス製より軽く、買い替えも気軽です。

●陶器

 中に薬味スプーンが入っている、蓋が付いた陶器の七味入れは、外食先で良く見かけることもあって高級感たっぷり。ガラス同様に重さがあるので安定して置ける上、食卓に映えます。

●缶

 蓋をくるっと回すことで振り出し口が開閉できる缶は、七味唐辛子の専門店に多い容器です。軽いから食卓でサッと使えて、万が一倒しても割れたり、中の薬味がこぼれたりしません。

七味入れは、何が正解?

光を遮断する缶

 使いやすさや手入れのしやすさ、デザインの好みによっても選べるほど、七味唐辛子を入れる容器は様々にあるのが分かったところで。一体どの容器が七味入れに最適なのでしょうか?

 手に持った時に軽く、七味唐辛子を振りかけやすいのは、木製・竹製、プラスチック製のスパイスボトル、缶。もちろんガラス製のスパイスボトルも、そんなに長い間手で持つわけではありませんから便利です。また、プラスチック製とガラス製のスパイスボトルは、ワンタッチで振り出し口を開閉できるタイプが多いのも魅力。缶もまた、蓋を回すだけと手軽です。

 手入れが簡単なのはガラス製やプラスチック製、陶器の蓋付き調味料ポット。蓋が開けられるので汚れを拭き取ったり、洗ったりしやすく、清潔に七味唐辛子が詰め替えられます。缶も蓋を取り外すことができるので、詰め替える前に缶の中をキレイに手入れ可能です。

 お料理によって器を使い分けるような人は、利便性だけでなく、デザインも気になるところでは。木製・竹製の容器は職人さんの手がけた工芸品、ガラス製・陶器のポットは作家さんの作品も数多くあり、一点モノにこだわることができます。七味唐辛子の中には、洋食に合う辛さや風味のブレンドもあるので、ガラス製・プラスチック製の七味入れをテーブルに添えるのもおしゃれ。缶も店によってデザイン様々ですから、集めてコレクションを愉しんでも。

 そして何より七味入れは、空気に触れて七味唐辛子の風味が飛ばないよう、しっかり密閉できる容器を選ぶことが大切です。また、七味唐辛子は光にも弱いので、ガラス製やプラスチック製の容器、陶器などの蓋付きポットを使う場合は、短期間で使い切るようにしましょう。その点、密閉状態が保てて光を通さない缶は、七味唐辛子の保存に最適です。

 七味唐辛子をはじめとする「おちゃのこさいさい」の薬味入れは、オリジナルデザインの缶で統一しています。軽くてサビにくい、丈夫なスチール製で、詰め替え時の開け方も簡単です。

七味唐辛子の保存方法

詰め替えは使う分だけ

 七味唐辛子は空気に触れると風味が落ちてしまうため、食べる直前に振りかけるまでは密封した容器に保存しておく必要があります。さらに光や高温多湿も、七味唐辛子の劣化を早める原因になってしまうので、保管場所にも気を付けないといけません。そこで京都の七味屋「おちゃのこさいさい」がおすすめする、正しい七味唐辛子の保存方法をご紹介します。

その1)詰め替える量は、使用頻度に合わせて

 空いた七味入れに詰め替える量は、1/3程度がベターです。良く七味唐辛子を使う場合も、詰め替える量は半分までに留めておきましょう。いっぺんに詰め替えず、その都度使う分だけの七味唐辛子を容器に入れることで、いつでもフレッシュな辛さや香りが愉しめます。

その2)詰め替えた残りは、冷蔵庫や冷凍庫へ

 頻繁に詰め替える場合は冷蔵庫、長期で保存する場合は冷凍庫へ入れましょう。残りは必ず、真空状態で保存を。そのまま詰め替える袋タイプだけでなく、中に詰め替え袋が入った紙袋タイプも、中身を出さずに袋ごとチャック付きパックなどで密封保存して、風味を保ちましょう。

その3)使わない時は、なるべく冷蔵庫で保管

 ジメジメする梅雨どきや暑くなる夏場は特に、キッチン周りに保管したり、食卓の隅に置きっぱなしはNGです。高温多湿を避けるためにも、七味入れは冷蔵庫に入れて保管しておくのがおすすめです。缶の場合は中に水滴が付きやすいので、冷凍庫での保管もNG。使って冷蔵庫に戻す際は、振り出し口がしっかり閉まっているかどうか、念のため都度チェックしましょう。

 このように、七味唐辛子は辛さや香りといった風味を愉しむ調味料ですから、賞味期限内に使い切ることもお忘れなく。また、詰め替える前に容器を洗う際は、洗ってそのまま自然乾燥させるのではなく、しっかり水分を拭き取ってから乾かすようにしてください。そんなに難しくない、ちょっとした工夫で、今日から使う七味唐辛子が風味豊かに愉しめますよ。

七味唐辛子は携帯できる?

持ち歩くなら豆袋_マスクケースに

 きんぴらなど、お弁当のおかずに振りかけたり。外食時も気軽に、自分好みの辛さと香りでお料理を味わったり。持ち運び用のマイ七味ケースがあれば、いつでもどこでもお弁当やお料理に豊かな風味が付けられます。どんなケースが携帯用に便利なのか、調べてみました。

 まずは、キャンプやBBQなどのアウドドア用に作られた調味料入れ。荷物にならないようコンパクトで軽く、落としても割れにくいプラスチック製のボトルが多く、蓋の開閉もワンタッチで使いやすいのが特長です。七味唐辛子には粒々した胡麻や麻の実などもブレンドされているので、振り出し口の穴が大き目のボトルを選ぶと、穴に薬味が詰まりません。

 お弁当用の調味料入れをマイ七味ケースにするなら、マヨネーズやソースを入れる蓋付きカップがおすすめ。お弁当のおかずやお料理に振りかける時は、そのままだとドバッと出てかけ過ぎてしまいますから、お箸で七味唐辛子をすくって散らすと安心です。

 キーホルダーとしてバッグなどに付けられる、ユニークな調味料ケースも携帯用の七味入れにぴったり。「おちゃのこさいさい」でも以前、七味・一味唐辛子の『豆袋』が収まるポケット付きのマスクケースを、ノベルティとしてお客さまに配付していました。使い切りタイプの『豆袋』は、名刺入れやカードケース、清涼菓子の空き缶にもすっぽり入るサイズ。外出先でも開けたての風味を愉しみたい人は、ぜひ『豆袋』もチェックしてみてください。

 軽くて丈夫なスチール製にこだわった「おちゃのこさいさい」の薬味缶も、持ち運び用のマイ七味ケースにもってこい。蓋もしっかり締まりますので、中から七味唐辛子がこぼれる心配もなく、空気に触れたり光に当たることなく風味が保てます。使い切った薬味缶をマイ七味ケースに再利用するも良し、外出用にもうひとつ七味缶を新調するも良し。食卓でも、外出先でも、七味唐辛子の保存に優れた「おちゃのこさいさい」の薬味缶をご活用ください。

かわいい!七味屋の薬味缶

おちゃのこさいさいの缶シリーズ

 デリケートな七味唐辛子の保存に適していて、携帯用のマイ七味ケースにもなる、使いやすくて手入れしやすい「おちゃのこさいさい」の薬味入れ。京都の歴史ある名所を描いた缶のデザインも、おしゃれでかわいいと評判ですから、七味・一味とも辛さやブレンドはもちろん、薬味缶のデザインによって選ぶのもおすすめです。

 『京の七味とうがらし』は、山椒をピリリと香らせた京七味ならではの風味。黄・赤・黒の七味缶は、京都ならではの風情も薫らせたデザインなんです。ひと目でどこの名所か分かる印象的な歴史ある建造物と共に、四季ごとの表情も表現した絵柄になっています。

●京の黄七味

 口にしてすぐ辛いながらも辛さにキレがある、黄金唐辛子にこだわった『京の黄七味』には、雪の金閣寺が描かれています。荘厳さに磨きがかかる黄金と白銀のコラボレーションは、開門前から長蛇の列ができるほどの美しさ。雪が積もり、溶けないうちでないと見られない、憧れのレア絶景を食卓で気軽にお愉しみあれ。

●京の赤七味

 上品な辛さの本鷹唐辛子に、香り高い薬味を調合した『京の赤七味』は、紅葉の季節に一段と真っ赤に色付く、伏見稲荷大社を描いたデザイン。秋の京都は、どこの紅葉名所も混み合うイメージですが、伏見稲荷大社は比較的のんびり過ごせる穴場なんですよ。千本鳥居とモミジの赤が鮮やかに映える、いつか見たい絶景に思いを馳せられては。

●京の黒七味

 本鷹唐辛子を香ばしく焙煎した『京の黒七味』には、しっとり落ち着いた辛さを彷彿とさせる清水寺※1の夜桜が満開です。金閣寺と同じく、世界遺産に登録されている清水寺の桜は、春の夜間特別拝観で行われる幻想的なライトアップも人気。しっぽり晩酌したい夜はお刺身などの肴に添えて、食卓で夜桜観賞を愉しまれてはいかがでしょうか。

 唐辛子の種類や加工(焙煎)で、辛さの使い分けが愉しめる『京の一味とうがらし』。清水寺の夜桜や雪の金閣寺など、七味缶は四季をテーマとしているのに対して、一味缶は躍動感や臨場感たっぷりに京都の名所を描いた、情景伝わるデザインです。

●京の黄一味

 シビれる辛さの黄金唐辛子を使用した『京の黄一味』には、十円硬貨でおなじみの世界遺産・平等院鳳凰堂※2が描かれています。この世の極楽浄土と称えられた美しい阿弥陀堂の屋根から、幸福をもたらすという伝説の鳥・鳳凰が飛翔する、「おちゃのこさいさい」オリジナルのおめでたいデザイン。唐辛子もまた、鳳凰を想わせる鮮やかな黄金色です。

●京の赤一味

 上品な辛みの中から、唐辛子本来の旨みが溢れる『京の赤一味』は、夕陽をバックに黄昏る世界遺産・教王護国寺(東寺)※3の五重塔が主役。1200年以上の歴史ある国宝・五重塔と、夕陽のコラボレーションは感慨深いものがあり、平安京の栄華を静かに物語るかのよう。夕焼け空を舞うシルエットで描かれた鳥は、平安京の南を守護していた朱雀なのかもしれません。

●京の黒一味

 本鷹唐辛子を焙煎することによって辛みを落ち着かせ、香ばしさを出した『京の黒一味』は、月夜の嵐山が舞台。嵐山の夜空に満月がぽっかりと浮かぶ中、平安時代より月見の名所として知られる渡月橋のそばで、船頭さんが屋形船を漕ぐ情緒あふれるデザインです。お月様の美しい夜には、満月に見立てたまん丸フォルムのお料理に、黒一味を香らせてはいかが。

空いた薬味缶は再利用できる?

缶に鷹の爪唐辛子を入れて再利用

 色とりどりでかわいい「おちゃのこさいさい」の薬味缶は、七味唐辛子を詰め替える以外にも再利用OKです。空になった缶を一度洗う場合も、七味唐辛子を詰め替える時と同じように、しっかり水気を拭き取ってから乾かし、再利用してください。

●スパイスボトルに

 ブラクペッパーやホワイトペッパー、シナモン、ナツメグなどパックのスパイスを詰め替えて。サッと振りかけられるのでお料理に使いやすく、しっかり密閉できるから風味が長持ちします。

●携帯用ふりかけ入れに

 お弁当用のふりかけ入れにも便利です。おすすめの「おちゃのこさいさい」ふりかけは『京の胡麻ふりかけ-黒七味風味-』。黒七味とパリッとした胡麻の香ばしさがキープできます。

●乾物入れに

 蓋が取り外せるので保存容器になりますから、鷹の爪や輪切り唐辛子の他、きざみ海苔、桜海老といった乾物を入れておくのにも便利です。湿気ないよう、冷蔵庫で保管しましょう。

●携帯用お菓子入れに

 小さなキャンディやグミ、清涼菓子、金平糖などの持ち運び用ケースにも。「おちゃのこさいさい」の薬味缶は小さくて軽いから、バッグに入れても邪魔になりません。

●日用品入れに

 輪ゴムやクリップ、押しピンなど、小さな日用品を片付けるのにも重宝します。取り出しやすいよう蓋を開けて爪楊枝入れにしたり、お弁当用のバランやピックを入れておくことも。

入れ過ぎ防止の振りかけ方

入れ過ぎないように缶を指でトントントン

 使い慣れた容器なのに時々失敗して、「七味入れ過ぎた」「七味かけ過ぎた」と後悔することはありませんか?はじめて買ったメーカーや種類の七味唐辛子は特に、辛さを確かめるためにも、少量ずつ振りかけたいですよね。

 木製・竹製の七味入れやガラス製・プラスチック製のスパイスボトル、「おちゃのこさいさい」のようなスチール製の薬味缶といった容器を問わず、たくさん七味唐辛子が出てしまう原因は、大抵が容器を手に持って振ったせい。容器を振るのではなく、指でトントンと容器を叩けば、少量ずつ七味唐辛子が振りかけられますよ。

参考文献(脚注)

※1:清水寺

※2:平等院鳳凰堂

※3:教王護国寺(東寺)

福井 愛

この記事を書いた人
福井 愛

おすすめ商品『京の黒七味』
缶を開けた時の、山椒のフレッシュな香りと、焙煎した唐辛子の香ばしさが愉しめる七味。
洋食にも使えておすすめです。

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投稿日:2022年10月13日

更新日:2022年10月13日