お店の話産寧坂本店
清水寺門前から始まった、
“京七味”の歴史薫る本店
「おちゃのこさいさい」もまた、辛さと風味を愉しむ“京七味”発祥地である清水寺門前の産寧坂から始まりました。清水寺で行われた平成の大改修を機に、寺社仏閣ゆかりの素材を随所に用いてリニューアルした本店は、国の重要伝統的建造物群保存地区にふさわしい意匠を凝らした店構えです。調合七味の実演販売などを通して、“京七味”の歴史を伝え続けてまいります。
1800本もの唐辛子ディスプレイと、屋根の上で唐辛子を抱えるオリジナルの鍾馗さんがお客さまを歓迎。唐辛子と鍾馗さんの組み合わせには魔除け、厄除けの意味が込められています。
玄関前と店内には踏み心地のいい石畳が床に続いており、参道の石段から自然と足を誘います。おだしによる七味・一味の試食や奥の調合台でマイ七味作りもごゆっくりお愉しみください。
京錆土で仕上げた土壁の一部はウロコ葺きなどの銅板となっていて、清水寺門前の七味屋として長く愛されることにより「おちゃのこさいさい」の歴史が深い味わいとなって浮き出ます。
商品棚には寺社仏閣でもおなじみの亀甲編みカゴを利用。ロゴマークが3つ並ぶ丸い銅板は、清水寺で33年に1度ご開帳されるご本尊の姿が彫刻された「懸仏」をモチーフとしています。